【糞土師伊沢正名さん北海道行脚2026】
『ウンコは地球の宝物~糞土師の糞土教室2026』in恵庭

糞土師・伊沢正名さんを迎えて
「食は権利、うんこは責任」
そんな言葉を掲げ、
45年以上にわたって“野糞”を実践しながら、
排泄物を土へ還す「糞土思想」を伝えている人がいます。
糞土師(ふんどし)こと、伊沢正名さん。

1950年生まれの自然写真家・環境活動家で、
キノコやコケなどの菌類・隠花植物を専門に撮影してきた写真家です。

自然を撮り続ける中で、
「人間は自然から何を受け取り、何を自然へ返しているのか」
という問いに向き合うようになった伊沢さん。


食べるものは自然からいただく。
では、食べたあとの排泄物はどうするのか。
「排泄物にも責任を持ち、命を土へ還していく」
その実践から生まれたのが、
伊沢さんの「糞土思想」です。

実は、きらくる村の
土に触れ、食べものをつくり、
暮らしの中で循環を生み出していく活動にも、
伊沢さんの考え方は深く影響しています。
だから、
「いつか伊沢さんとお会いしたい!」
「その思想を、いろんな人と一緒に知りたい!」
そんな思いが、今回ついに実現しました✨

当日は、
これまで歩んできた道のりや、
“野糞”を実践するようになった背景、
「糞土思想」に込められた思いを
たっぷりお話しいただきました。
「うんこ」という、
普段はできるだけ遠ざけて考えないものを入り口に、
食べること。
生きること。
死ぬこと。
土に還ること。
そして、自然の一部として暮らすこと。
私たちが「当たり前」だと思っていることを、
もう一度問い直す時間になりました。

講演のあとは、
ランチを囲んで伊沢さんとの交流タイム。




「食事中にウンコの話なんて…」
という世間一般の常識を飛び越えて(笑)
自然好きのマニアックなメンバーが、伊沢さんに質問攻め!💖笑

衝撃的な経験談や奥深い思想に、
どんどん引き込まれていきました😁
伊沢さんは、笑いのセンスがまたすごいのです。
私もところどころで腹筋崩壊。

そして午後は、フィールドワーク!
伊沢さんの“自然へのお返し”には、
トイレットペーパーさえ必要ありません。
「代替品だから使っているんじゃなくて、トイレットペーパーよりずっと気持ちいいから、やめられないワケ😁」
そう言って教えてくださった、
最上級に肌ざわりの良い葉っぱたち🌿

羊のやわらかいお耳のような
「ラムズイヤー」

安心の大きさ
「ひょうたんの葉」

そして、シフォンケーキのように
しっとりふわふわな
「きのこ」


実際に触ってみると、
どれもトイレットペーパーとは比べものにならない心地よさ😂🩷
自然は、こんなにも
最適なものを用意してくれているんだ!
そんな感動がわいてきました。
雨上がりの爽やかな空の下、
きらくる村の周りをみんなで探検。
ふだんは通り過ぎてしまう林や道端も、
伊沢さんと歩くと、
菌や虫たちの営みがどんどん見えてきます。

うんこは、
動物や菌や虫たちにとってのごちそう。
喜んで食べて、分解して、
土へ戻してくれます。

そして私たちも、実は日々、
うんこを取り込んでいる。
空気は、植物のうんこ。(!)
光は、太陽のうんこ。(!!)
そうかぁぁー!!

取り込んでは出し、
出したもので、また別の命が生かされる。
宇宙も地球も、
ずっとそうやって命を巡らせてきたんですね。

今回、伊沢さんのお話を直接聴けたこと。
そして、それをきらくる村という場で、みなさんと一緒に分かち合えたこと。
本当にうれしく、
開催できたことに心から感謝しています。
循環する暮らしは、
なにより心地よくて、楽しい。
自然の一部である自分を思い出したとき、理由はわからないけれど、
自分のことが少し好きになれる。

「このままでいいのかな」
胸のどこかにある小さな違和感に蓋をせず、
自分の心に素直に従い、
考え、行動し、実践してきた伊沢さん。
その生き様に、
心震えるものがありました。
「常識ってなんだろう?」
「汚いって、ほんとう?」
45年以上、一貫して自分の信じる道を歩み、今も目を輝かせながら語る伊沢さんの姿に、パワーと勇気をもらいました。

伊沢さん、
遠くからきらくる村まで足を運んでくださり、本当にありがとうございました。
そして、ご参加くださったみなさんもありがとうございました。
今回の出会いと学びを、
これからのきらくる村の暮らしの中にも、ゆっくりと循環させていきたいと思います🌱

北海道ツアー主宰:当別エコビレッジライフ体験塾代表伊藤伸二
8/26 岩見沢講演
8/27長沼講演
8/29江別上映
8/30当別講演&フィールドワーク