米を知るのにもってこいなミニ田んぼ

米は日本人のソウルフードだけど、どんなふうにお米ができるのかを知ってる人は案外少ない!
我が子の学校では、バケツに土と水を入れて稲を育てる授業があるけれど、きらくる村はそんなバケツ稲より大きく、ふつうの田んぼよりは小さい『ミニ田んぼ』を作っています。
ひとつがだいたい畳1畳くらいかな。
それが今、畑の続きに5つあります。

今年は、去年作った田んぼをそのまま使っているので最初の準備はとても楽でした。
草を抜き、少し耕してからお水を溜めて、土全体に水が浸透するのを待ちます。
お米の苗さんが、水が冷たくてビックリしないように、水を溜めてから少し温度が上がるのを待ち、それからミニ田植え。
裸足で泥んこに埋まりながらする大きな田んぼの田植えも大好きだけと、このインスタント感もまた好き!
小さな子もやりやすいし、管理もしやすく、畔まで様子を見に行く手間もなく、すぐそこにあるので、お米の成長がよくわかる。
6月に植えて10月に刈り取るまで、こどもも畑の中を走り回りながら、知らないうちにミニ田んぼ(お米)が身近な存在になってる。
こういった生産の過程を見て感じていると、きっとスーパーのお米を手にとったとき、小さな苗が成長して米がつき始めて、実がたくさん入ると穂を垂れる様子、そのあと刈り取りや稲架掛け、脱穀…という工程がきっと思い出されるよね。
↑去年の脱穀の様子
そして自然と生産者側の気持ちもわかっていくと思う。
大変さがわかるし、その収穫の喜びも知っているから心からの感謝がわく。
誰でも米を作れる!ということを知る大切さ
庭先でこれができたら、すごく良いと思いませんか〜🥰
いきなり何反も田んぼを作るとなるとハードルは高すぎますが、こんなミニ田んぼでもお米ができるんだ!という経験をひとつ持つだけで、自信がつきます!🥰
きらくる村は、そんな自給的な暮らしの入口で「一緒につくろう、たのしいよ~」とウェルカムな場所でありたいです😁
『自分で創り出すことができる』
それを忘れてしまっては、生きる力を失っていきますね。。。
日本人、輸入にばかり頼らず、なんだか今こそ自分たちの力を信じ直していくときなのかも!なんて思ってます✨
1年で食べる米の量
ちなみに、ひとりが1年間に食べるお米の量は61kgで必要な田んぼの面積は40坪だそうです。(画像お借りしました)
きらくる村のミニ田んぼの1つが、だいたいたたみ1畳ちょっとなので、ちょうど計算がしやすいのだけど、1人の米1年分を作るのにきらくる村のミニ田んぼが80個いる計算🤣
尊い!!生産者の存在
松坂桃李くんのダイワハウスのCMを思い出しますよね。
身を粉にしながら奥さん子どものために自給自足を庭先でするパパさん。
とれたお米に「これだけ。。。」って愕然としてるやつです😂
途中から奥さんが呆れ顔?な感じとか、
これ見て、CM自体が「自給自足してる人をバカにしてる?」と思ったりもしたけど。。。
でも現実感あります😂💦
ほんとにほんとに、農家さんに足向けて寝られないやぁ😂😂😂😂
きらくる村の夢は、現在貸してる農地が戻ってきたときに、田んぼを拡大することです。
まだちょっと先の話だけど、夢は口にしていこうと思います📢