きらくる村が草木染をするわけ

きっかけ

去年も、きらくる村でお店を出すという機会をいただいたとき、きらくる村というコミュニティがなにを表現し何を皆さんにお届けしたいか?ということを改めて考える機会をいただいたと思います。

 

▶︎去年の草木染めの様子

 

そのとき、どこにでも生えている草木の価値を知ってもらったり、人間も自然の一部であるということを改めて感じてもらうキッカケを作りたいと考えました。

↑村人さんとセイタカアワダチソウを採取しに行きました

 

そこで、きらくる村周辺のどこにでもある草木で、誰でも使うことのできる手ぬぐいを染める。ということを始めました。

 

きっかけに、なんて、おせっかいな思いかもしれません。

 

でも私自身がこの自然にとても救われたからこそ、伝えたいことがありました。

 

自然界と繋がることで本来の自分に還る

↑子どもたちも自然の中では自由な発想で遊びがどんどん展開していきます。いきいきした姿に大人も嬉しくなります

 

ストレスフルな社会に心も体も疲れ果て、頭痛や月経痛の痛み止めや不安症を落ち着かせる薬なんかにもよくお世話になって、ストレス解消に週末はただなんとなく買い物したり、新しいレジャー施設や飲食店に飛びついて。。。

知らぬ間に環境破壊のお手伝いばかりしている。

 

そんな暮らしをしていた自分のことをなぜか漠然と好きになれなかったし、常に将来への不安がつきまとっていました。

↑裸足で土の上に立つと、身体に溜まった疲れや電磁波を排出し自然のエネルギーをチャージできます

 

だけどそんな暮らしの違和感を放っておけなくなり、自然に立ち返って畑を作り、自然に触れてどんどん自然の良さを知っていくとともに、心も体も『本来の自分』に還っていく感覚、ようするに『元気』になっていく感覚をおぼえました。

 

自然界で得られる安心感

↑車の中がセイタカアワダチソウでいっぱい!

 

自然界を見渡せば、すでに必要なものは揃っていて、無駄なものはひとつもなく、うまく循環して営みは続いていく。

そんな様子を見て感じて、そしてありのままの自分を自然の中で受け止めてもらえたとき、やっと心から安心することができ、未来に希望を持てるようになりました。

なんだかんだと人間は、土から生えた野菜を食べて、土から生えた草を食べた家畜の命をいただいて、土から生えた草木からできた衣を身に着けて、草木のおかげで酸素を吸わせてもらっている。

 

どんなに立派な高層マンションを建てて住んでも、栄養満点とうたわれるサプリを飲んでも、案外心の底から安心して健康的に生きている人は少なかったりもする。

 

知ってますか?草木のパワー!

草木はいろんなものに形を変えて私たちを豊かにしてくれるうえに、お薬にもなる。

野草は食べたり飲んだりすることはもちろん

それで染めたときの布の優しい色は心を和ませるし、

それをまとえば肌を守り経皮から野草の効能も得ることができる。

↑こちらは赤紫蘇染め!

 

だいたいは野草は浄化の力が強く、からだの不要なものを排出したり、うまく体がめぐるためのミネラルやビタミンが豊富だったりして、現代の化学肥料で育った野菜や加工品では得にくくなっているエネルギーかたくさん含まれてる。

 

草木にこんな力が秘められてるなんて。
それを知ってからはやっぱりすべてを与えてくれる『母なる地球』を思わざるを得ませんでした。

飲んで、食べて、肌からも。
すごいです。野草。

自然でてできている染料は土に戻しても、土のなかで分解されまた循環する。

 

そんな草木は刈り取るときにも、刈っても刈ってもまた出てきてくれるたくましさに、無限の愛を感じる。

 

自ずと「ありがとう」という気持ちが湧き出てくる。

 

草木染めの手ぬぐいを手にとったときに、地球からのプレゼントだっていう感覚で受け取ってもらいたい。

少なくとも、草を刈り取り染め上げているとき、作り手はとても幸せな気持ちでいるし、『地球さんありがとう』が溢れているんです✨

 

ラブが詰まった草木染め手拭い!

そんな幸せと喜びでできた手ぬぐいは、とっても癒し効果のある波動の高い『パワースポット』ならぬ『パワーアイテム』になってると思いますョ😁💗✨

 

 

きらくる村がいつも感じている幸せのお裾分けです。

 

きらくる村の草木染めは、農薬や排気ガスのかからないきれいな場所を選んで染料のもとの草木を刈らせていただき、コットン100%の布を、深さ150メートルほどの井戸水と草木100%で丹精を込めて染めています。化学染料は一切使用していません。

 

 

9/29は、恵庭のヨガフェス @eniwa_yogafes にて出店します✨

きらくる村のブースに、ぜひ遊びに来てくださいね😁