ヨモギを暮らしに。団子もオイルも!安全な摘み取りスポットは?

1.きらくる村の仲間とヨモギ仕事

北海道の5月

どんどん緑が濃くなってきました!

この季節のお楽しみは、野草の手仕事です。

きらくる村の仲間で、『ヨモギの会をしよう〜!』ということになりました!

ヨモギ白玉団子

 

1-1 ヨモギを摘みに近隣のヨモギスポットへ!

ヨモギは、わりと荒れた土地でも生えてくるので、森など自然あふれる場所だけでなく、住宅地や道路脇でも見かけます。

きらくる村にはなぜかあまり生えてこないので、近隣の河原の土手へとりにいきます。

まず、『ヨモギだんご』と『ヨモギのチンキやオイル』を作りたかったので、体に取り込むものとして、絶対綺麗なものを選びたい。

🤮排気ガスのかかる所

🤮犬の散歩コース

🤮除草剤がかかっている場所

🤮廃棄物置き場

などの近くは避けたいです。

河川敷は大丈夫なものか?

調べた上で、よく周りを観察しながらヨモギを摘んできました。

 


 

河川敷の野草は安全!?

河川敷での除草剤の散布は原則禁止です。

北海道も例外なく。

薬剤が川へ流れ出すと水道水や農業用水を汚染し、水生生物へ深刻な被害を与えるリスクがあるためです。

さらに土手を守る芝生まで枯れると、大雨や雪解け時の堤防決壊につながる危険もあるから、とのことでした。

そのため基本は機械で草刈りを行いますが、北海道開発局などでは環境に配慮した独自の取り組みも実施しているそうです。

石狩川の堤防では、機械の燃料代削減やCO2抑制を目的に「ひつじ」を放牧して草を食べさせる試験的な除草が行われたこともあるそう!

 

なんと素敵で面白い取り組み!🐏❤️

 

また、刈り取った草を廃棄せず、農家に家畜の飼料や堆肥として無償提供する「刈草バンク」という資源再利用の仕組みも構築されているそうです!

このように、環境や生態系を守りながら持続可能な形で河川を維持する工夫が進められています。

 

あとは、犬の散歩の心配については、犬も飼い主さんも、わざわざここまで入らないだろうと思われる草の中を狙っていけばいいかと思います🐶

 


ちなみに…

「除草剤で枯れた草」と「自然な枯れ草」の違いは?

⭕️安全な枯れ草の状態はこれ↓

ヨモギの近くにこんな枯れ草があると、「除草剤で枯れたのか?」と少し警戒してしまったのですが、調べてみると除草剤がかかった感じでは無いようです。

このような一部の枯れは、おそらく去年の枯れ草。長い冬の間、雪に押しつぶされていた枯れ草の下から元気に草が生えてきているので、安全そうです。

 

「枯れ草の上の白い物は?」また警戒心も出てきましたが、これは自然な菌糸の一種だそう。

 

❌除草剤で枯れた草の状態↓

画像はないのですが、除草剤を撒いた所の特徴を挙げておきます。

  • 立ち枯れている: 草がペタンと地面に倒れず、生えていた形のままカサカサに枯れている。

  • 境界線がはっきりしている: 薬剤がかかった部分(黄色・茶色・赤茶色)と、かかっていない部分(鮮やかな緑)の境目がくっきりと分かれている。

  • 縮れやねじれがある: 植物の成長を狂わせるタイプの除草剤の場合、枯れる前に葉先が異常に曲がったり、縮れたりしている。

野草を探す際は、このように「不自然に一部分だけが明るい茶色や黄色に変色して立ち枯れている場所」がないか、周囲をぐるっと見渡してチェックしてみるのが良さそうです


1-2 ヨモギの見分け方

見分け方は、検索すればいくらでも出てきます。

ヨモギ特有の“甘味と爽やかさを併せ持つ清涼感のある香り”があり、ギザギザした葉っぱの裏は白い産毛が生えています。

土手を見渡すと、風で裏返った葉っぱが白く輝いているので、見慣れるとすぐに『ヨモギだ!』とわかります。

ヨモギは世界中に400〜500種以上が存在すると言われており、日本にはそのうち約30〜40種が自生している!!

…のだそう。

仲間と摘みとりながらも、「森でとったヨモギより香りが弱いような?」という声があったり「私の知ってるヨモギはもっと葉が丸いような?」と、それぞれ見てきたものによって『ヨモギの印象』が違うのが面白かったです!

 


猛毒の『トリカブト』とも似ている?…

トリカブトの若葉の時期とヨモギの葉が似ているのですが、

トリカブトは香りはなく、表面がツルツルしていて光沢があり、裏に毛もなく、なんとなくビニールっぽい質感。

必ず葉っぱの香りと裏の白い毛を確認すればヨモギは一目瞭然。

どちらもあまり混ざって生えていることも少ないと思いますが、ちゃんと見ずに摘んでしまうと、トリカブトの葉約1gで人を死に至らしめるだけの毒をもつそうなので、集中して摘んだほうが良いですよね。(ゾッ…)

2.ヨモギしらたま団子

今回は手軽に気軽に白玉粉で。

食べる用には、新芽の柔らかいところだけ摘みました。

 

沸騰したお湯で1分くらい?さっと茹で、

お湯をしっかり切って

包丁で細かく刻んで

白玉粉にヨモギを入れて混ぜます。

水分を足し、耳たぶの硬さになったら丸めて

沸騰したお湯で茹でます。

浮かんだヨモギ白玉は、浮かんでから1分くらい茹で、

冷水に取ります。

 

今回、きらくる村の仲間が、それぞれにあんこやきなこ、メープルシロップを持ってきたので、ちょこっと添えました!

 

まずはヨモギの味だけでしっかり堪能。

ヨモギの味、感じましたが、もっとヨモギを感じたかったら、さらに入れも良かったかもね!

茹でたら案外小さくなるので、「多いかな?」くらい入れても良さそうです!

新芽だけだったので、柔らかな味で幸せ込み上げる味でした〜!!✨

仲間の作った『発酵あんこ』と『きび砂糖のあんこ』が草の香りと絡んで、美味しかった〜!!きなこも和の味!!大好きでした〜!

 


3.ヨモギオイルも作ってみた

一度、山暮らしのお友達が作っているのを見させてもらい、2回自分で作ったことがあったヨモギオイル。

ヨモギは美味しいだけでなく、効能も素晴らしい!!

これまで、マッサージオイルとしても、体が温まる気がして気持ちよく、傷やかゆみの鎮静に、我が家で大活躍のヨモギオイルでした。

息子のアトピーの乾燥対策に、持ち運び用に、蜜蝋を加えた『ヨモギバーム』を作ったこともありました。

 

子どもたちも、効果を実感するらしく、何かと「ヨモギオイル塗って〜」と言ってくることも多かったのです。

 

今回は久しぶり&鍋もコンロも自宅のものでないためちょっと心配な出来具合でしたが、みんなで少しずつ持ち帰り、お試しで使ってみよう〜ということに。

 

3-1 ヨモギオイルの効能

ヨモギは「ハーブの女王」とも呼ばれ、古くから親しまれてきた薬草。

オイルにすることで成分がじっくり溶け込み、以下のような効果が期待できます。

  • 肌荒れ・湿疹の予防: 高い抗炎症作用があり、アトピー肌のケア、あせも、虫刺されの痒みを鎮めます。

  • 保湿・美肌効果: シミやシワの予防に嬉しい抗酸化作用があり、肌をふっくらと保湿します。

  • 冷え性の改善: 血行を促進し、マッサージに使うことで体を芯から温めます。

3-2 ヨモギオイルの作り方

いろんなレシピがあります。

参考に、『greenz.jp』さんのページを貼らせてもらいました。
日焼けや虫刺されにも。古来の薬草・ヨモギを摘んで万能ヨモギオイルのつくり方

 

今回、きらくる村ではスーパーで手に入る

ごまの香りの少ない『太白ごま油』を使用。

目分量でやりましたが、これでも大丈夫。

 

中鍋に、水分をしっかりとったヨモギをたっぷり入れて、ヨモギがきちんと浸るくらいにオイルを注ぎます。

コンロで弱火で温めます…

ここから20分〜30分かけてじっくり低温で。

天ぷらにならないように、ごく弱火で煮出すのですが、ここで注意。

 

自宅でしたときは、コンロの一番小さなバーナーで、厚めのステンレス鍋でやったため、じっくりゆっくり温度が上がったので良かったのですが

 

今回の鍋は薄手のステンレス。

カセットコンロのため、火の微調整も難しい。。。

なんだかすぐに泡が出始めるので、熱くなりすぎないよう調整するのに苦戦!!

鍋は厚め、小さめバーナーが個人的におすすめだと思いました〜

 

なんとか20分以上弱火で煮出し、火からおろして濾します。

ザルの下にボウル。今回は布で濾しましたが、

少量ならコーヒーフィルターやキッチンペーパーでも可!

↑綺麗な緑色のオイルになります

 

濾したオイルは、煮沸消毒した瓶に入れます。

小瓶に分けるため、ジョウゴを使いました。

冷暗所で保管し、空気に触れると少しずつ酸化すると思うので、早めに使います。

 

🍀ヨモギの生の葉の場合は特に、水分多めなので早めに使うが良いそうです

※個人的にはあまりそんなにデリケートに扱わなくても気にならないですが

 

4.ヨモギチンキ

↑これはヨモギではないけれど、いろんな野草でチンキは作れます

ヨモギチンキ(ウォッカやホワイトリカーなどの高濃度アルコールにヨモギを漬け込み、成分を抽出した「薬草のエキス」のことです。

オイルには溶け出さない、アルコールならではの水溶性・脂溶性両方の成分を効率よく引き出せるのが特徴です。

4-1 ヨモギチンキの主な効果・使い方

  • 虫よけスプレーに: 精製水で薄めてスプレー容器に入れ、自然にも人にも優しいナチュラル虫除けに。

  • かゆみ留め・肌荒れケア: 虫刺され、あせも、湿疹の赤みを鎮めます。グリセリンと混ぜるとしっとり。

  • 入浴剤に: お風呂に適量入れると、体が芯から温まり、湯冷めしにくくなります。

4-2 基本の作り方(生葉の場合)

  1. 洗って完全に水気を乾かしたヨモギの生葉を、清潔なガラス瓶に入れます。

  2. ヨモギが完全に浸るまで、アルコール度数35度以上のリカーやウォッカを注ぎます。

  3. 冷暗所に置き、1日に1回瓶を揺らしながら約2週間〜1ヶ月漬け込めば完成です(葉を取り出してエキスを保管します)。

4-3 オイルとの最大の違い(メリット)

アルコールの殺菌作用により、冷暗所で約1年〜数年という長期保存が可能な点です。一度作っておけば、1年中いつでもヨモギの恩恵を受けられます。

5.乾燥ヨモギで作る「ヨモギ湯」のやり方

乾燥させたヨモギを事前にお鍋で煮出しておくことで、お湯に成分がしっかりと溶け込み、豊かな香りと効果を最大限に楽しめます。

5-1 用意するもの

  • 乾燥ヨモギ: 20g〜30g(ひとつかみ程度)

  • お茶パック、または布袋(だしパックや、履かなくなった木綿の靴下などでも代用可)

  • 水: 1リットル程度

5-2 丁寧な煮出しの手順

  1. ヨモギを袋に詰める お風呂の中で葉が散らばらないよう、乾燥ヨモギをお茶パックや布袋にしっかりと詰めます。

  2. 鍋でじっくり煮出す 鍋に水1リットルと、ヨモギを入れた袋を投入し、火にかけます。沸騰したら弱火にして約10分〜15分、お茶を淹れるようにコトコト煮出します。 ※水が濃い茶色〜緑色になり、ヨモギのいい香りがしてきたらOKです。

  3. お風呂に注ぐ お風呂にお湯を張る際、煮出した汁(エキス)を鍋からそのまま湯船に注ぎ入れます。

  4. 袋も一緒にお風呂へ 煮出した後のヨモギの袋も、そのままお風呂にポチャリと一緒に入れます。

※袋に入れず、鍋に直接乾燥ヨモギを入れて煮出したってOK!

 


塩素も軽減する!ポカポカ優しいお風呂に

入浴中、お湯の中で袋を優しく揉むと、さらに香りと成分がじんわりと広がります。

体がポカポカになるので大好きです〜!!

特に女性におすすめ!!

そして、

ヨモギに含まれる豊富な「ビタミンC」などの抗酸化成分や有機質が、水道水の残留塩素と反応して分解(中和)してくれるため、肌あたりが優しくなるそうです!

 


⚠️ 注意点

色移りに注意: ヨモギの天然の色素がお風呂の浴槽(特に入浴剤が染み込みやすい人工大理石など)や循環フィルターに付着するのを防ぐため、お湯はその日のうちに抜き、浴槽を軽く洗い流すようにするといいです